パワハラ防ぐカキクケコを家庭で実践!絆をぐっと深める方法

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先日、新聞に「パワハラを防ぐカキクケコ」という記事が掲載されました。

 

は環境を整える。叱る時は1対1でするなど、面談の環境づくりを心がける。は記録を付ける。指導内容を記しておけば、次の指導時に生かせる。は具体的に指摘する。どこが悪いのかをピンポイントで伝える。は傾聴する。相手の言い分をじっくり聞けば、部下は聞く耳を持つ上司だと思い信頼関係が生まれる。は「これから」を明確にする。注意しっぱなしにせずに今後の解決策を示す。

 

会社ではセクハラやパワハラが問題視されますが、家庭にはモラハラがあったり、毒親が存在したり、場合によっては家庭内暴力が発生したりします。

 

「パワハラを防ぐカキクケコ」を家庭で活用して、お互いを尊重し絆を深めようというお話です。

 

そもそもパワハラとは

 

パワハラには6類型があるそう。

1.身体的な攻撃。
体を小突いたりする行為。

2.精神的な攻撃。
言葉による暴力。
「ネクラ」などと言って人格攻撃をする。
人前で執拗に叱りつけたりする。

3.人間関係からの切り離し。
全員参加の飲み会に誘わない。
話を無視する。

4.過大な要求。
不要なこと、不可能なことを求めるもの。

5.過小な要求。
草むしりばかりさせるといった、能力や経験と離れた仕事を与えること。

6.個の侵害。
結婚指輪をはめていることを理由に「たるんでいる」と非難するといった行為だ。

 

パワハラを防ぐカキクケコとは

 

 

 

(引用:https://www.nikkei.com)

 

会社で部下がミスをするとついカッとなって、大声で怒鳴りたくもなる。

そんなときは「6秒ルール」を意識する。

脳内に興奮物質のアドレナリンが分泌するピークは6秒以内とされる。

6秒間グッと怒りを我慢すれば冷静さを取り戻せるとのこと。

そして部下を指導する際の注意点として「パワハラを防ぐカキクケコ」を活用する。

 

は環境を整える。
叱る時は1対1でするなど、面談の環境づくりを心がける。

は記録を付ける。
指導内容を記しておけば、次の指導時に生かせる。

は具体的に指摘する。
どこが悪いのかをピンポイントで伝える。

は傾聴する。
相手の言い分をじっくり聞けば、部下は聞く耳を持つ上司だと思い信頼関係が生まれる。

は「これから」を明確にする。
注意しっぱなしにせずに今後の解決策を示す。

 

常に自分のことを気にかけてくれると感じられれば、上司に叱られても愛情の裏返しと考えて嫌がらせだとは思わない。

逆にふだん仕事ぶりを見ていないのに失敗した時だけ叱責すると、パワハラを受けたと感じ精神的なダメージを負ってしまう。

新聞記事によると

21世紀職業財団(東京・文京)のハラスメント講座で客員講師を務める大橋力さんによると対話は向き合って球(言葉)を投げ合うキャッチボールが基本。

だが、実際にはドッジボールになっていることが多いそうだ。

ドッジボールは一方的に球をぶつけたりよけたり、反撃されたりする。

「それじゃ対話にならない。キャッチボールのように、最初は相手の力量に合わせて易しい球を投げ、上手になるにつれ徐々に強い球を投げればいい」。

見極めるには自分の球を相手が受け取れるのか、日ごろから部下の動きを把握することが大事だという。

(引用:日経新聞)

 

家庭で見られるモラルハラスメント

 

家庭で問題となるモラハラ行為には、以下のようなものがあります。

 

・相手を見下した態度をとる
・相手をとことん貶(おとし)める
・過去の失敗を責め続ける
・気に入らないことに暴言を吐く
・暴力をふるう
・物にあたる
・人前で馬鹿にする
・自分の非を認めない
・相手を認めない
・平気で嘘をつく
・自分の間違いを認めない
・相手を異常に束縛する

 

カキクケコを活用してみる

 

もし、色々な事情で話し合う時間が取れていないときには、「カキクケコ」を活用してお互いに理解する時間を作ってみる。

 

は環境を整える。
 叱る前提でなく気持ちを聞く場合でも1対1でするなど、話し合いの環境づくりを心がける。

 ※近い関係性だと話す時間さえ作らなくなりがち。

 

は記録を付ける。
 家庭の場合、仕事のように話しながら内容を控えることはないが、どんな内容を話したかを後でメモしておく。

 ※夫婦間のモラハラなど最悪の場合は記録として残り証拠にもなる。

 

は具体的に指摘する。
 家庭の場合、何について話しているのか不明瞭になり、感情的になることもがるので注意が必要。

 ※過去の失敗や人格を指摘しているのではないことを明確に伝える。

 

は傾聴する。
 相手の言い分をじっくり聞くことで、夫婦間・親子間にも変化が生まれる。

 ※我慢強く臨むことが大事。家庭の場合は関係の近さから出来ていないことが多い。

 

は「これから」を明確にする。
 話し合ったことをその場限りにせず、お互い努力していくことを約束する。

 ※家庭の場合は約束も薄れがちなので繰り返し話し合う機会を作る。

 

家庭や夫婦・パートナー・親子という関係性では個々の尊重という意識が失われがちとなる。

家族であっても基本的には個々が生活している社会であることを思い出してみるといい。

 

まとめ

今回は先日新聞に掲載された「パワハラを防ぐカキクケコ」について、家庭でも活用して良好な関係性を作る方法について書きました。

他にもビジネス上のスキルについて、家庭で活用できるものもあるかと思います。

今後、ご紹介できるものがあればご紹介していきます。

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