貴乃花 参議院出馬に圧力をかけた3人との根深い因縁とは?

引用:npb-news.com
スポーツ

元貴乃花親方が引退から3日後の2018年10月4日に永田町の議員会館を訪れ、元文科大臣の馳浩・衆院議員とおよそ1時間も懇談したというニュースがありました。

報道陣に囲まれた元貴乃花親方は別人のような笑顔で、

「今日は、本当に(馳)先生に引退の報告で来させていただいたので、次に何の仕事をするか、まだ余裕がなくて」

来年の参院選へ出馬かとの憶測も流れるなか元貴乃花親方はこう話すにとどめ、出馬の可能性を否定していました。

現在に至って出馬の話は水面下で進んでいるかもしれませんが、一方で

”貴乃花出馬に圧力をかけた3人”

が存在するという話もあります。

この記事では、出馬に圧力をかけた3人と貴乃花と敵対するに至った因縁についてまとめます。

 

まずは、だれが待った!をかけたのかから書きます。
 

 

貴乃花出馬に圧力をかけた3人

元貴乃花親方が馳浩・衆院議員を訪問したあとに馳議員に電話を入れたとされる3人が分かっています。

それは、、、

・鈴木宗男氏
・森喜朗氏
・池坊保子氏

の3人です。

政界や相撲界に詳しい方は、どのようなことがあったか既に知っているかもしれませんが、もう一度根深い因縁についてまとめてみたいと思います。

 

 

鈴木宗男氏との因縁

鈴木宗男氏は、以前から自身のオフィシャルブログ『花に水 人に心』のなかで
当時の貴乃花親方について、辛口の意見を綴っていました。

ブログ内で『貴乃花』で検索すると実に42記事が表示されます。※2018年12月1日現在

 

下記は2018年1月31日の記事から抜粋です。

(前略)

親方からのメッセージなるものが仰々しく放送されていた。その中で「相撲協会の未来」という中に次のように書かれていた。

「さて、2025年に日本相撲協会は100周年を迎えます。もちろん、その先も相撲は続くわけですが、私たちは若い世代へ、次世代へ相撲を残して行かなければなりません。

改革するのではないのです。古き良きものを残すために、時代に順応させながら残すのです。親が子へ継ぐ、その子はまた自分の子へ継がすわけですから、ある意味、協会全体がひとつの家族となるべきだと思っています。

その上で相撲は神事で、相撲協会は公益法人ですから、自分のためではなく、人のために生涯を過ごすという、元来の日本人としての精神や理念は不可欠です。

そこに一貫性を持つことは相撲界が公益性をもって生き残る上でも大切だと思っています。

相撲は他のスポーツとは位置づけが異なります。相撲は競技であると同時に日本の文化でもあります。つまり我々は文化の守り人であるということも忘れてはなりません。」

全く正しい認識と思いながら

「協会全体がひとつの家族となるべきだと思っています」

「相撲協会は公益法人ですから」

と述べているが、それならば、なぜ貴乃花親方は巡業部長として巡業中起きたことを相撲協会に報告しなかったのか。

貴乃花親方自ら被害届を出しておきながら、相撲協会の問い合わせに誠実に答えなかったのか。

不思議でならない。

さらに事情聴取に応じなかったのはどうしてなのか。

説明もしないできれいごとを言うのはいかがなものか。

きれい事を言いながらやっていることが真逆では話にならない。

先ずは、人としての心構えを示してほしいものである。

言っていることと、やっていることが180度も違うことに違和感を持つのは私だけだろうか。

読者の皆さんはいかが受け止めだろうか。

(後略)

オフィシャルブログ『花に水 人に心』より

青い文字の部分が鈴木宗男氏の意見。黒い文字の部分が貴乃花親方(当時)の言葉の引用です。

鈴木宗男氏は、八角理事長の八角部屋の後援会長もしており、反相撲協会の元貴乃花親方に対して物申したい立場であったと思われます。

 

 

森喜朗氏との因縁

森元首相は安倍首相の親分であり、文教族のドンと言われています。

元貴乃花親方と面談した馳浩・衆院議員をスポーツ界から政界へ呼び込んだのは森元首相です。

森元首相と同じ文教族で、さらに同じ石川県出身という間柄。

 

森元首相と元貴乃花親方の因縁は次のようなことと関係者が語っているようです。

森元首相が、スポーツ選手をつかまえて説教したり暴言を吐いたりするのは有名ですが、以前、貴乃花親方もおなじ目にあったことがあるようなんです。

それ以来、親方は森さんのことを毛嫌いして、パーティなどであっても、目も合わせなくなった。

一方、森元首相も貴乃花親方の態度に腹を立て、貴乃花親方のことをいろいろ悪口言っているようです。

今回はさすがに迷ったようですが、最終的には、森さんのことがあって断ったと聞いています

 

元貴乃花親方と面会した馳議員は記者の取材に応じた際、

「貴乃花は政治家に向いているか」

という質問に対し

「選挙向きかどうかという部分と、聴く耳をもち論点を整理して方向性を出して結果を出すという我慢強さと説明能力があるかどうか。元貴乃花親方が向いているかどうかは私には何とも言えない」

要は選挙には通るだろうけど、政治家は聴く耳を持ち我慢強くなければならないから、貴乃花は向いていないというコメントをしています。

森元首相の手前もあって手放しには推薦できないということでしょうか。
 

 

池坊保子氏

池坊保子氏は元衆議院議員で元日本相撲協会の評議員議長(現在は一般評議員)です。

2017年12月放送の『ビートたけしのTVタックル』で相撲協会と真っ向から対立した貴乃花親方について取り上げ池坊氏がゲスト出演した。

相撲協会の組織構成について池坊氏が説明を始めると、
司会のビートたけしが

「いろんな組織を、自分たちの責任逃れでつくってんじゃねぇの?」

と発言。

池坊氏は相撲協会を“会社”にたとえ、

「貴乃花親方は会社でいうと専務なんですよ。専務が会社のルールを守らないでなんにも言わないというのはおかしいじゃありませんか」

と貴乃花親方の態度を非難した。

「たけしがこれだけ怒るのは珍しい」
「たけしの憤りもわかるなぁ。『自分たちは悪くない』っていう気持ちがすごく伝わってきた」

といった声が噴出した。

池坊氏は、それ以前にも暴力行為を
「絶対にあってはならないこと」

と前置きした上で、

「何かあったときは理事長に報告する義務がある。速やかに報告していたら、理事長も対応のしようがあったと思う」

と貴乃花親方の対応を批判した。

こうした池坊氏の言動をめぐり、ネット上では

「『警察より協会への連絡を優先しろ』というふうに聞こえる。それこそ“絶対にあってはならないこと”でしょ」

「協会の内情は知らないけど、池坊が自分たちの保身だけを気にしているのがよくわかった」

などと批判の声が続出した。

2018年1月元貴乃花親方の理事解任が承認され、2階級降格処分が決定した際、
池坊氏は記者会見で

「理事の忠実義務に反する。決議を厳粛に受け止め、真摯に反省し、今後は協力し合い、礼を持って行動してほしい」

と語った。

これについても、

「何様なのか」

「処分が重すぎて不可解」

との声が出た。

以下は当時話題になった落語家 志らく師匠のツイート


貴乃花親方を敵視するかのような一連の言動に対しては「パワハラ的」「相撲協会の闇は深い」「大人げないのでは」との声が相次ぎ、池坊バッシングが巻き起こった。

ツイッターの声

 

 

まとめ

正直、3人が圧力をかけるような電話をしたという事実が、どのようにして漏れるのか不思議な気もします。

しかし、元貴乃花親方と3人の関係を見ると根深い因縁があるのも確かなようではあります。

来年には本当に出馬があるのか明らかになると思いますので、状況を見守りたいと思います。

 

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